お金を使うのは人ですよね。人に対する理解なくして、ビジネスを進めていくことはできません。この回では、なぜ人はお金を使うのかをみていきましょう。
結論を先に言えば、人はものが欲しくてお金を使うんじゃなくて、なりたい未来にお金を払っているんです。
え、どう言うこと?って思っちゃいますよね。
では、詳しくみていきましょう。
このビジネスラボに参加してくださった方も、オンラインビジネスについて学びたいからの先になりたい、叶えたい、こうだったらいいなと言う未来がぼやっとでもあると思うんです。
私だったら、「家族で世界旅をしたい」から、オンラインビジネスを学び始めました。家族で世界旅ができるなら、オンラインビジネスという手段を選ばなくても良かったんです。収入が得られるなら、株でも不動産投資でもよかったんですが、資本金もそう大してあるわけでもなし、元本割って借金とか背負いたくないしと、考えると、自己の学びには投資しましたがお金がかかるのはそのこみで、今までの自分の経験を生かしたビジネスを起こし、後はコツコツビジネスを積み上げていくのは私にあってるなと思ったんです。
例えば、あなたが歯のホワイトニングを売っていたとします。
誰に売りましょうか?
どんな売り方をしますか?
「歯がピカピカキレになりますよ」って言いますか?
「ピッカピッカになるので、歯医者さんに行かなくてもホワイトニングできますよ」って、言いますか?
これらは、お客さんのなりたい未来が見えていない悪い例です・・・。
お客さんは歯が白くなると言う未来から、ほかの何かを得たいんですよね。
例えば、就活生であれば就職したい!で、歯が白いと企業の印象に良いというデータがあったら、「就職が決まる歯のホワイトニングですよ」という言葉選びになるわけです。「歯が白いと就職率が70%アップ」とか、さまざまな論文やデータを活用するのです。歯が白くなりたい未来が本当は欲しいんじゃなくて、就職したいがその先にある未来ですよね。お客さんももしかしたら気づいていないその先の未来を、ビジネスをする私たちは提示してあげるわけです。
例えば、婚活頑張っている方向けなら、「婚活に有利なホワイトニング」「歯が白い人は成約率90%アップです」みたいになると、歯が白い先の未来、結婚に近づけるんじゃないかという未来が想像でき、この歯のホワイトニング商品が売れるっていう訳です。
人はものが欲しくてお金を使うんじゃなくて、なりたい未来にお金を払っているということを覚えておいてくださいね。
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