まずは人間の本能の一つである「不快を避けたい」をじっくりみていきましょう。
人間が持つ不快の8種類
人間がもつ不快の8種類です。
1「不安・心配がある」
2「寂しい・孤独だ」
3「退屈だ・つまらない」
4「劣等感がある・認められてない」
5「時間がない」
6「めんどうだ」
7「役に立ってない」
8「成長できてない」
一つずつ、詳しくみていきましょう。
1:「不安・心配がある」だから → 安心したい
不安っていうのは、未来に対して、何かしら恐怖がある状態です。 だから、その状態を「安心」に変えて心の平安を手にしたい。 こういう感情ニーズがある事を知っておきましょう。
2:「寂しい・孤独だ」だから → 人とつながりたい
これは、言い換えると「愛が欲しい」状態です。 愛したいし、愛されたい、人と深いつながりとか 仲良くなりたいっていう感情です。
3:「退屈だ・つまらない」だから → 刺激が欲しい
ドキドキワクワクしたい、刺激が欲しい 言い換えると非日常的なことを味わいたいとか、 冒険がしたい。不確実な状態を 楽しみたいっていうニーズ、感情です。なかなか味わえない「非日常感」を提供できると、 このニーズが見たせる可能性がありますね。
4:「劣等感がある・認められてない」だから → 認められたい、 優越感を感じたい
そう、自分が人よりも劣っているとか、 負けているとか、そういう不快感がある状態です。だから特別感を感じたいし、自分がすごい人間なんだぞと思いたいのが人間です。私のサービス、商品を買うと、あなたが認められますよ、 (本当は何かを成し遂げなくたって、人は生きてるだけですごいんですけど) という売り方ができると商品が売れる可能性があります。高級車や高価なブランド品、宝石、貴金属などは このニーズを満たすものかもしれませんね。
5:「時間がない」だから → もっと自由時間が欲しい
あなたのサービスが見込み客の「時間を短縮」してあげられたり 「時間を生み出す」ことにつながる商品なら、 この不快を感じている人には買ってもらえるかもしれません。
6:「めんどうだ」だから → 代わりにやって欲しい
いろんなことを、ひとつひとつやっていくのが 苦手で苦痛に感じるタイプの人もいます。あなたのサービスが、ワンストップで最後まで お客さんの問題解決とか 代わりに何かを作ったりできるものならこのニーズを満たせるかもしれませんね。
7:「役に立ってない」だから → 人に貢献したい
貢献欲求、世のため人のために なることをしたいという社会起業的なニーズです。あなたの商品で人を助けたり、人の役に立つことができます、もしくは、世のため人のために なる商品ですよ、と唄えれば 売れる可能性が高まります。
8:「成長できてない」だから → もっとチャレンジ成長したい
自分の成長やレベルアップに 興味を持つ人も多いです。語学などのスキルアップ系は、 この最たるものですね。
まずは、この8種類の不快を覚えておいてくださいね。
突然ですが質問です!
ここで、質問です。
iPhoneは、 どんなニーズを満たしてくれる商品でしょうか。 少し考えてみてください。
iPhoneがあれば・・・、
→ 何かあった時にすぐに連絡ができる、 という安心が手に入ります。
→ SNSをすることができるから、 人とのつながりの欲求を満たせる。
→ ゲームや刺激的な情報を仕入れられるから、 退屈を紛らわせることもできる。
→デザインが良く、見た目がかっこいいから 自分がいいものを持っているという 優越感を満たすこともできる。
→わざわざパソコンを開けてメールチェックをする必要もないから、時間がない人には新たな時間を作り出すツールになる。
→英語アプリやKindleアプリで、隙間時間でもレベルアップにつながる、成長できる可能性がある。
などなど、こんな要素がありますよね。 だから売れるんです。
そうです、世の中で売れている商品は、 これらの不快を快に変える要素がたくさん入っている場合が多いのです。
あなたの周りで売れている商品はどの不快を快にすることができているのか考えてみると面白いですよ。
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