その業界の「常識」や「当たり前」を出して、その「逆」が提供できないかを考えてみることです。いろんな切り口で常識を書き出してみてください。
ここでも、前に出てきた切り口やターゲット層、サポートや保証内容、お客さんの声、USP(あなた独自の売り)や主張、実績、経験、経歴、情報発信、こういった切り口で常識を見つけましょう。
例えば、セミナー業界の常識は 「たくさん集客するのがいいことだ」 とか「返金保証をつけないのが当たり前」 「高額な商品をセールスで売るのが常識」 「たくさんの実績があることが必須」 だとしたら・・
その逆を考えるとすると・・ たくさんの集客は不要で、
「たった5人集めるだけでいいんです」
「結果を完全に保証します。 保証するだけじゃなく、 結果が出なかったら慰謝料も払います」
「高額な商品だけど勝手に売れてセールス不要です」
「実績なしでもできます」
などが考えられ、まとめると
「少人数制セミナーで高額な商品なのに勝手に売れる、 しかも、実績も強みも何もなかった初心者でも・・」
こんなコンセプトができると、売れるんですね。
他にも、小顔矯正の業界の常識が
「そんなに高額じゃないけど何度も通う必要がある」
「毎月通わないといけない」
だとしたら、
「一切通院せずに、自宅でできるセルフケア小顔矯正プログラム」
とか、こんな売り方ができると売れますね。
他にも、あなたが整体院向けの集客のアドバイザーだとして 業界の常識は
「ブログを書いて集客しなくちゃいけない」
「チラシを作ってまかないといけない」
「毎日集客について悩まないといけない」
だとしたら
「治療業界のすべての常識をくつがえした、 60分で行列ができる魔法の治療院」というテーマで開業後、たった60分で100人の行列ができ、 口コミでお客さんが勝手に集まる治療技術と経営手法を完全に公開します。
なんてセミナーを開催したら一瞬で人が集まります。
なぜか?
その業界の中でたくさんの不快、不満があったからなんですよね。
集客なんてしたくない、ブログなんて書きたくないし、チラシなんて作ってまきたくない、治療に専念したいという本音があり、この不満を解消するから売れるんです。
同業者への「グチ・ワガママ」は切り口として9パターンあります。どこをみてグチを考えたら良いのか迷った時は、こちらを参考にしてください。
(1) USPは何? 主張は?
(2) ターゲット層はどんな人?
(3) 実績、経歴
(4) 商品内容、セッション内容、値段
(5) ブログ、メルマガのコンテンツ内容
(6) キャラクター、人柄は?
(7) 「お客様の声」
(8) 保証はある?保証内容は??
(9) サポートの質は?
まず業界の常識を書き出し、次いで自分がお客さんになったつもりで業界のグチや不満を出してみましょう。
まとめ
市場のリサーチをした上で、業界のグチ・不満だしワークをして自分の強みや得意なこと、才能を使って満たすことができるかを見る。
↓
業界の常識、普通を出して、 その逆を提供できないかを考えてみる。 真逆のコンセプトをいくつも出してみる。
↓
その中から、自分がナンバーワンを半年以内くらいで名乗れそうなスキマを狙ってポジショニングを決める。
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