ブログやSNSで「タイトルが何より大切!」だということは、もうお分かりですね。
売れる人ほど、「タイトル」を重要視しています。Webサイト、ブログ、商品、チラシなど、タイトルやキャッチコピーでお客さんの目を惹き付けることができなければ、あなたの文章が読まれることはありません。
どれだけ素晴らしい商品を作っていたとしても、必要な人のもとに届かなければ世の中に存在しないのと同じです。
大企業であれば、専属のコピーライターを雇って「商品名」やSNSやブログの「タイトル」にこだわっています。個人でも、売れている人は、「自分の呼ばれ方」「何をしている人か一言で分かる」ように自分のキャッチコピーをしっかり作り上げています。
「缶入り煎茶」のネーミングを「お~い お茶」に変えて売り上げ6倍になった伊藤園
抗菌防臭靴下「フレッシュライフ」から「通勤快足」に変えて売り上げが15倍のレナウン
「モイスチャーティッシュ」から「鼻セレブ」に変えて売り上げ4倍のネピア
缶コーヒー「WEST」から「BOSS」に変わってロングセラーヒットのサントリー
ね、ネーミングが変わるだけで印象がガラリと変わりますよね。で、売り上げもアップ。
タイトルに正解ってどこにもありません。「なぜ反応が違ったのか」を考えるしかないんですよね。
タイトルを考えるときの基礎
1、ターゲットを絞る
人が1番関心を持っているのは、自分自身に関してです。ターゲットを絞って絞ってるほど、人に刺さるタイトルになります。
渋谷のスクランブル交差点で、「ちょっとそこの人!」と呼ばれるよりも、「帽子をかぶっているあなた!」と呼ばれた方が具体的ですし、さらに言えば「佐藤さん!」と、具体的に名前を呼ばれた方が、あなたが佐藤さんであれば振り向いてしまうのではないでしょうか。
2、タイトルの役割は続きを読ませること
タイトルの役割は、とにかくそのページを開いてもらって、続きを読んでもらうことです。
タイトルだけで商品が売れることはありませんので、タイトルだけで商品を売り込まないことです。なので、タイトルに商品の特徴やメリットデメリットさらに、価格を盛り込んで・・・としなくていいのです
タイトルで売る意識を捨てましょう。
3、人を惹きつけることだけを考える
タイトルに必要なのは、その続きを読んでもらうために、どうしたら興味をひくことができるか、なんですよね。
とりあえず、タイトルで「えぇ!」とか「おぉ!」と思ってもらえれば、最後まで読んでもらえる率は高くなります。とにかく、興味を惹くこと、人を惹きつけることに集中しましょう。
タイトルで興味をひく4つの技
1、タイトルは言葉の組み合わせ
机の前で唸っていても、良いタイトルは生まれてきません。
タイトルは言葉の組み合わせなので、とにかく言葉に触れるといいでしょう。ブログを読んだり、雑誌を読むと、自分のターゲットに響く言葉が見つかる可能性があります。
自分のターゲットが読んでいそうな雑誌やブログだと、尚いいです。売れているブログや雑誌は、タイトルやキャッチコピーを何度も変えて、検証をしています。雑誌は売れなければ廃刊になってしまうので、その道のプロが人が興味を惹くタイトルや表紙を時間をかけて作っているものです。
2、お客様の声をそのまま載せる
お客様の声は威力絶大です。ターゲットに響きます。なので、そのままタイトルに使ってしまうのも一つの手です。
例)
◯◯に出会って私の人生は変わりました。 (◯◯市△△様)
◯◯さんのアドバイスは分かりやすくて、その日から行動することができました!
とか。
バックエンドの本商品を売る前に、体験セッションをしようという話を別項でしました。ここでの目的は収益をあげることではなくて、お客様の声をもらうため、そして商品をより良くするため、などの目的がありましたよね。
お客様の声に、人は反応します。お客様の声は信用度が高いです。まずお客様にサービスを提供して、お客様の声をタイトルに生かしましょう。
どんな広告よりも口コミが強い時代になりました。
何かを買うときに、先に買った人の評価やレビューをみませんか。商品を作った人が「この商品すごい!」というよりも、その商品を使ったことのある人が「すごい!」と言う方が、お客さんの耳に確実に響きやすくなります。
3、数字を使って具体的に書く
数字を使うと、曖昧なイメージがグッとしやすくなります。
「愛情込めて作ったすっごく美味しいいちご」よりも
「農家が愛情込めて育てた糖度13%のいちご」
の方が、なんか甘そうっていう甘みをイメージしやすいですよね。
「オススメのビジネス本10冊」よりも
「過去に3万書読んだ私がオススメの読んでおくべきビジネス本10冊」
の方が、読んでみたくなりませんか。
さらに、これらに数字を盛り込むといいです。
・結果に対する具体性
・やるべきことに対する具体性
「なに?」っていう感じですね。これ、例えで話すと、分かりやすくなります。
例えば、あなたが英語学習塾をしているとします。
結果に対する具体性では、「1ヶ月でTOEIC200点アップ」となります。
やるべきことに対する具体性では、「毎日5分の英語アプリで英語力アップ」となります。
そして、この2つを組み合わせると、「毎日5分の英語学習で1ヶ月でTOEIC200点アップのアプリ」となります。
具体的な方がイメージしやすくなり、そして、イメージが湧いてくると人は興味を持ちやすくなります。っていうことは、タイトルの後を続けて読んでもらえる可能性が高くなります。
4、他人の力を借りる
誰かにタイトルを書いてもらうっていう意味じゃなくて、「権威」「有名な名前」の力を使うということです。「なんか凄そうだよね」と人が思う名前やブランドを使うということです。
例えば、「東大生が教える勉強法」だと、東大という凄そうな名前を使っています。
「スティーブ・ジョブスが実践した子育て法」だと、スティーブ・ジョブスという有名な名前を使っています。
この場合、あなたのお客さんが好きな有名人やブランドを使うと、よりお客さんに刺さるタイトルが作れます。
タイトルを考えるときの基礎
1、ターゲットを絞る
2、タイトルの役割は続きを読ませること
3、人を惹きつけることだけを考える
タイトルで興味をひく4つの技
1、タイトルは言葉の組み合わせ
2、お客様の声をそのまま載せる
3、数字を使って具体的に書く
4、他人の力を借りる
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