④ 価格設定のの仕方

7日目

ここでは、価格設定に関してです。

どんな基準で値段を決めればいいのか、迷いますよね。

人って値段でその商品やサービスの価値がこれくらいなんじゃないかと勝手に決めてしまうんです。だから、同じ内容でも月1万円のコンサルと月50万円のコンサルですよと言われれば、月に50万円の方が、ずっと信頼されるわけです。

でも、初めてビジネスをして価格を決める時に、高すぎると振り向いてもらえないこともあり、このさじ加減が難しいんですよね。

大まかな価格の基準値

大まかな価格の基準値を覚えておいてください。そうすると、あなたがサービスを提供する時に、価格で迷いにくくなります。

1: 電子書籍や書籍

分野にもよりますが、基本的には3000円から10000円くらいです。

内容が「確実に稼げますよ」というものであれば中には5万円する商材もありますが、まずは最大1万円くらいを参考価格にしてください。

何より、あなたの競合他社の教材がどんな価格帯かを しっかりチェックしていきましょう。

ポイントは、その価格よりも、20%から100%くらい価格を高くすることです。安くするのは、最終手段です。

 

2: 有料メルマガやニュースレター

月々、480円から4900円くらいが適切な価格です。

この価格には意味があって「払っていることを忘れる金額」です。

有料メルマガは修行の場であり、ここで発信した内容をあとで「電子書籍」の形で再販することもできるので、高い価格を設定する必要はありません。

自分のファンを増やす活動の一種だと思いましょう。

3: 動画配信 (YouTube、オンライン講座)

価格は月々500円から5000円程度が妥当な金額です。

具体的で利益につながる手法であれば、もう少し価格を上げてもいいかもしれませんが、 この形式もあくまでバックエンドへの誘導、ファン集めだと思ってください。

4: お茶会、セミナー、講演、ワークショップ

お茶会は、お茶代 + 500円から1000円程度。

セミナーは、3000円から3万円。

講演会は1000円から5000円。

ワークショップもセミナー同様 3000円から3万円。

これくらいの価格を参考にしてください。

5: 音声教材、動画教材

音声教材、動画教材に関しては、その提供の仕方によってかなり価格差があります。

たとえば、動画教材が全て届くまでに、「半年かかります」「1年のプログラムです」 というものであれば、30万円でも売れる可能性があります。

「一回だけお届けで終わりです」というものであれば、5000円から3万円くらいだと思ってください。

こちらも、同業他社の価格をチェックして、それよりも2割増~2倍くらいの金額設定をしてください。

 

6: 会員制サイト(オンラインサロン)

オンラインサロンの目的は、顧客の囲い込み、コミュニティの形成、ファンを作ることです。

価格は月々500円から5000円くらいの設定にしましょう。

7: 塾・スクール、研修、コーチング、コンサルティング (マンツーマン及びグループ)

塾、スクール 研修、コーチング、コンサルティングですが、一番値段を決めるのが難しいパートです。

一般的な学習塾であれば、月1万円とかスクールも、月謝で5000円とかが多いですよね。ただ、他では手に入らない優れた内容であれば、月々3万円でもいけます。

研修については、企業の規模にもよりますが、1回30人に向けてで15万円から50万円くらいが目安です。

コーチングもコンサルも月々5万円から10万円を目安にしてください。

価格決めのポイント

1、お得だとお客さんが感じる内容にする

価格決めの一番のポイントは、「かなりお得な内容だな」とお客さんが思うことであり、価格自体には何の意味もありません。

どういう意味?って感じですよね。

価値のわりに安いと思う値段なら買い、 価値のわりに高いと思ったら買わないってことです。なので、なによりもちゃんと価値を伝えることが大切になってきます。

例えば、あなたが「6ヶ月の個人コンサルを100万円でする」ことにしました。

これは、高いのでしょうか。または、安いのでしょうか。

たぶん、コンサルの具体的な内容を聞かずに、この値段だけ聞いたら「えっ!高い!」ってなると思います。

でも、このコンサルの内容が

・あなたが成功するカリキュラムをオーダーメイドで作ります

・あなただけのオリジナルのビジネスが構築できるまで徹底してコンセプト決めします

・コーチングが期間内無制限で受けられます

・毎月5万円のセミナー1回と懇親会に1年間参加できます

・結果が出なければ全額返金保証があります

・成果がでるまで無料延長保証

・あなたのサービスを販売するための「売れるサイト制作」がついています

・ 商品の売上が1000万円を超えるまで手伝いをします

・あなたのFacebookとインスタを集客できるものに育てる手伝いをします

・今まで1000万分投資してきた教材を無料で提供します

・成功者の人脈を好きなだけ紹介します

・確実に出版できます

・1万人のメルマガリストとfacebookで集客ができるまで無制限に紹介します

こんな内容がセットだとしたら、どうでしょうか。

具体的な中身の価値を聞いたあとだと、「100万円で、この内容!やすっ!」って、なりませんか。

お客さんはどう感じたら買い物をするのかが、ポイントなんですね。

価格は30万円だけど、60万円の価値を感じた・・・、そういう状況になったら、買い物をするっていうわけですね。

「これは費用対効果がめっちゃ良さそうだな」「かなりお得な内容だな」そうお客さんが思ったら、それがお金を払うポイントになるんですね。実は、値段には何の意味もないんです。

もう一度言いますが、価値のわりに安いと思う値段なら買い、 価値のわりに高いと思ったら買わないってことです。なので、なによりもちゃんと価値を伝えることが大切です。

特にコンサルとかコーチは、 先に金額を決めてからオファー内容を考えてください。

すると、30万円で設定したけど、これは50万とか60万円の価値があると、自分もお客さんも感じるような内容にすれば、 それは売れる商品になります。

2、価格を3パターン用意する

コンサル、塾、コーチ、 体験型セッションでは、価格を3つのパターンを用意してください。

松竹梅ですね。なぜ3つの価格を用意する必要があるのでしょうか。

価格がひとつしかないと、買うか買わないかの2択の選択になるのが、3つの価格帯があると、 だいたい7割が真ん中の金額を選ぶという心理学の実験結果があります。

15万円、30万円、50万円の3つのコースを作り、それぞれについてオファー内容を変えます。

・15万円のコースは、 3ヶ月、毎月一回のセッションとテキスト付き。

・30万円のコースは、 4ヶ月で合計6回のセッションとテキスト、さらに得点のレポートとセミナーの参加権利。

・50万円のコースは、半年で12回のセッションとテキスト、いつでも見られる動画のプレゼントと、売れるHP作成の15万円相当のセミナー無料招待。さらに、メルマガやFacebookであなたの商品を告知広告する権利が付いています。

と、こんな感じでコースを分けます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました